米デルタ航空136便(デトロイト発アムステルダム行き)が7月3日、米ニューヨークに緊急着陸した。原因は、機内食の一部が腐っていたことだった 。
米デトロイト発アムステルダム行きのデルタ航空136便は7月3日、米ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に代替着陸した。一部の腐った機内食が、あやまって乗客に提供されたためだ 。
米複数メディアによれば、問題のあった機内食は、エコノミークラス用だったという 。
同便には乗客277人が搭乗し、うち少なくとも12人が現地で救急隊員の手当てを受けた 。
乗客らは、米CBSニュースの取材に応じ、当時の状況を振り返った 。
「 焦げたチーズのような黒い斑点が2つありました。おそらくチーズだろうと思っていましたが、黒カビだったようです 」
「 ある乗客は、最後までチキンを食べきれなかったと言っていました。とても酸っぱかったからと … 」
機内食の一部は変色し、黒いカビのようなものが複数確認できる 。
デルタ航空は、謝罪の声明を発表した 。
「 デルタ食品安全チームは、機内食の卸売業者に対し、当該製品を直ちに隔離させ、徹底的な調査に乗り出します 」
「 今回のサービスは、我々の本来のサービスではなく、お客さまにはご不便とご旅行の遅延をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます 」