今年5月、米アイオワ州グリーンフィールドを大規模な竜巻が襲った。5人が亡くなり、町には壊滅的な被害が残った。2カ月が経過したいま、町に意外な変化が訪れている 。

今年5月、米アイオワ州グリーンフィールドを大規模な竜巻が襲った。

NASA Earth Observatoryによると、5月21日から22日にかけて、最大瞬間風速約83メートルの竜巻が複数発生したという 。

竜巻は約70キロメートルにわたり、人口約2000人の町を縦断。5人が亡くなり、町には壊滅的な被害が残った 。

竜巻から2カ月が経過し、町にはある変化が……。

いたるところに、トウモロコシが生え始めたのだ 。

竜巻が近くのトウモロコシ畑から種を巻き上げ、町にばら撒いたとみられている 。

住民がFacebookに投稿した写真を見ると、がれきの周りや道端など、さまざまな場所からトウモロコシが芽を出している 。

広範囲にわたる災害被害を受けた町の航空写真。町の中心を通る並木道が倒壊し、家屋や建物が破壊されている様子がわかります。

Facebook: wendirlane

Tornado that remove Greenfield , IA has scattered Zea mays throughout the townpic.twitter.com/Eb9eqQDIHn

写真を投稿したウェンディ・レーンさんはFOXニュースに「竜巻以来、いっぱいいっぱいの日々を送っています」と語る 。

「 私たちは、町の一部を失いました。それぞれが喪失感やトラウマ、緊張感にさいなまれています 」

機内で荷物を取り出そうとする複数の乗客。半袖の男性、金髪の女性が映っている。

「 だからこそ、竜巻の通り道に沿ってトウモロコシが伸びているのに気づいたとき、希望と復興の兆しを感じました 」

アイオワ州は、トウモロコシが主要に生産される米中西部「コーンベルト」上に位置し、米国内でも毎年最大の生産量を誇る 。

地元を代表する農作物が、住民に笑いと希望を届けた 。

サム・アルトマン(ChatGPTの創設者)が白いKoenigsegg Regeraに乗っている姿。背景にはNapaのカフェがあります。

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