江戸時代から続く隅田川花火大会から、伊豆諸島の御蔵島花火大会まで。都内各地で開かれる花火大会の日程を一挙紹介します 。

夏の空を彩る勇壮な花火大会が、7月から都内各地で開かれます。江戸時代から続く隅田川花火大会もあれば、伊豆諸島の御蔵島で開かれる花火大会も。7月1日現在で分かっている開催予定を一挙紹介します 。

▼7月3日(水)府中市制施行70周年記念 TOKYO シティポップ 花火 2024

開催場所:東京競馬場(府中市)開催時間:午後5時開場。午後7時半に開演(終演後規制退場を予定)打ち上げ数:1万4000発花火大会公式サイトの紹介文より:<今回のテーマは「シティポップ」。1970年代後半から80年代にかけて作られた都会的で洗練されたサウンドが花火エンターテインメントショーを彩る>

▼7月20日(土)第46回足立の花火

開催場所:荒川河川敷 ( 東京メトロ千代田線鉄橋~西新井橋間/足立区)開催時間 : 午後7時20分 ~   午後8時20分(荒天中止)打ち上げ数:約1万3000発あだち観光ネットの紹介文より:<都内で開催される大規模花火大会の先陣を切り、7月下旬に開催するのが「足立の花火」。「第46回足立の花火」では、わずか1時間の間に約13,000発の花火を打ち上げます>

▼7月23日(火)第58回葛飾納涼花火大会

開催場所:葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷)開催時間 : 午後7時20分〜   午後8時20分(荒天中止)打ち上げ数:1万5000発葛飾区公式サイトの紹介文より:<観客席から打ち上げ場所が近いため、全身に打ち上げ音が響き、臨場感あふれる迫力満点の花火を楽しむことができます>

▼7月27日(土)第47回隅田川花火大会

開催場所:第一会場=桜橋下流〜言問橋上流(墨田区・台東区)第二会場=駒形橋下流〜厩橋上流(墨田区・台東区)開催時間:午後7時〜午後8時半(荒天時などは中止。実施の可否の判断は原則として当日の午前8時に行う)※第一会場の打上開始:午後7時※第二会場の打上開始:午後7時30分打ち上げ数:計2万発公式サイトによると、隅田川花火大会の起源は江戸時代に8代将軍徳川吉宗が打ち上げた「両国川開きの花火」とのこと。1961年を最後に交通事情の悪化で中断されていましたが、1978年から「隅田川花火大会」と改名。打上場所もさらに上流へ移動し、打上会場も2カ所となる形で復活しました 。

▼7月27日(土)八王子花火大会

開催場所:富士森公園(八王子市)開催時間:午後7時〜午後8時10分(荒天中止)打ち上げ数:3500発観光情報サイト「いこうよ八王子・高尾山」では「スターマインや仕掛け花火など約3,500発の花火が夜空に打ちあがります」と紹介しています 。

▼7月27日(土)マリンスコーレ21フェスティバル

開催場所:錆ヶ浜港駐車場(三宅島)開催時間 : 午後8時半〜午後9時打ち上げ数:600発伊豆諸島の三宅島。その夏の風物詩となっている商工会主催の夏祭りで花火大会があります。三宅村商工会の公式サイトに詳しいスケジュールが掲載されています 。

▼7月27日(土)立川まつり国営昭和記念公園花火大会

開催場所 : 国営昭和記念公園みんなの原っぱ(立川市)開催時間:午後7時15分〜午後8時15分(小雨決行、荒天中止)打ち上げ数:5000発花火大会の公式サイトでは「立川市民はもちろんのこと、多摩地域で暮らすたくさんの方々に愛されている花火大会です」と紹介しています 。

▼8月1日(木) 御蔵島花火大会

開催場所:御蔵島桟橋開催時間:午後7時〜午後8時半(雨天は2日に延期)打ち上げ数:800発※サイト上での記載が見つからなかったため、御蔵島村役場に確認しました 。

▼8月3日(土)荒川放水路通水100周年記念 第65回いたばし花火大会

開催場所:荒川河川敷(板橋区)開催時間:午後7時〜午後8時半(荒天中止)打ち上げ数:1万5000発花火大会公式サイトの紹介文より:<東京最大の大玉「尺五寸玉」を打ち上げるいたばし花火大会。国内最高峰の花火師10人による新作花火の競演や、300mに及ぶ「ナイアガラの滝」、対岸の戸田橋花火大会との合同打ち上げなど、見どころ満載のプログラム>

▼8月5日(月)第31回 神津島 渚の花火大会

開催場所:神津島前浜海岸(神津島)開催時間:午後7時半から(雨天時8月6日に順延)打ち上げ数:730発伊豆諸島のほぼ中間に位置する神津島の海岸で開催される花火大会。神津島観光協会のサイトに告知画像が掲載されています 。

▼8月10日(土)2024神宮外苑花火大会

開催場所:明治神宮外苑(神宮球場、秩父宮ラグビー場/新宿区)(いずれも午後4時開場、オープニングアクトは午後5時半に開演予定)開催時間:午後7時半〜午後8時半(小雨決行。荒天の場合は11日に順延)打ち上げ数:1万発花火大会の公式サイトでは「夜空を彩る10000発の感動と、音楽の祭典」と紹介しています 。

▼8月10日(土)第47回奥多摩納涼花火大会

開催場所:奥多摩町氷川開催時間:午後7時45分~午後8時20分(荒天の場合は8月11日に順延)打ち上げ数:未掲載

奥多摩町役場公式サイトによると、「今年度の有料席、有料駐車場の販売は完全事前予約に変更いたします。当日販売は一切いたしませんのでご注意ください」とのこと 。

▼8月10日(土)第44回 2024伊豆大島夏まつり

開催場所:元町港桟橋の見込み(伊豆大島)開催時間:午後8時〜午後9時の間で調整中打上数:未定(2023年は1157発)伊豆諸島最大の「大島」で例年開催される花火大会。6月28日現在、大島町商工会の公式サイトに掲載された情報を元に掲載しました 。

▼8月11日(日)第23回八丈島納涼花火大会

開催場所:底土海岸(八丈島)開催時間:午後8時11分〜午後8時50分(予定)打ち上げ数:650発(予定)八丈島観光協会の6月30日のブログでは「八丈島の自然に抱かれながら、海辺で間近に見られる打ち上げ花火は迫力満点!夜空に咲く大輪の華をぜひお楽しみください」とアピールしています 。

▼8月24日(土)市制施行70周年記念昭島市民くじら祭

開催場所:S&D昭島スタジアム(昭島市)開催時間:午後8時〜午後8時半(予定)打ち上げ数:2000発(予定 )

上記は6月下旬に昭島市商工会に電話取材して加筆しました。昭島市役所公式サイトでは「くじら祭初日の夜のハイライト。夜空に咲く大輪の花火をぜひご覧ください」と「夢花火」を紹介しています 。

▼8月24日(土)第49回江戸川区花火大会

開催場所:江戸川河川敷(都立篠崎公園先)=江戸川区開催時間:午後7時15分〜午後8時20分(荒天中止)打ち上げ数:1万4000発2024年から新たに有料席を導入。江戸川区役所の公式サイトによると、国内最大級の高さ50メートル、全長280メートルを誇る富士山を象った仕掛け花火「日本華火ー富士に舞うー」が登場するそうです 。

▼9月21日(土)調布花火2024(第39回調布花火)

開催場所:調布市多摩川周辺開催時間:午後6時15分〜午後7時15分(荒天中止)打ち上げ数:1万発花火大会の公式サイトより:<第22回大会から音楽と花火がコラボレートする「ハナビリュージョン」が加わり、今では調布名物として親しまれています。ノンストップで打ち上がる10,000発以上(第22回~29回)の花火が、調布の夜空を彩ってきました>

▼9月28日(土)第11回北区花火会

花火大会の公式サイトによると荒川河川敷・岩淵水門周辺で開催予定。雨天決行、荒天の場合は中止。「昨年の第10回記念回の集大成を超えた、新たな北区花火会をお届けします」と書かれています。詳しい情報は追って掲載される模様です 。

▼10月5日(土)第46回世田谷区たまがわ花火大会

開催場所:世田谷区立二子玉川緑地運動場開催時間:午後6時〜午後7時(荒天の場合は中止)打ち上げ数:6000発

公式サイトが開設されています 。

【 訂正】立川まつり国営昭和記念公園花火大会の日程を当初、7月27日と記載していましたが、正確には7月29日でした。(2025-04-24 )

2023年に開催された「隅田川花火大会」の模様(時事通信)

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夜空に大きく広がる花火が2つ。

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