明治時代に描かれた高橋由一の洋画「鮭」が描かれた靴下。「履くと鮭が太る」様子を投稿した写真が話題になっています 。

美術の教科書でよく見る名画が大変な姿に … … 。SNSに投稿された1枚の写真が約2万件の「いいね」を集めるなど大きな反響を呼んでいます 。

「近代美術の代表的遺産」として知られる『鮭』。そのミュージアムグッズでしたが……

大変な姿になってしまったのは、1877年(明治10年ごろ)に制作された高橋由一(たかはし・ゆいち)の洋画『鮭』の靴下です。元絵は日本の「近代美術の代表的遺産」として知られており、重要文化財に指定されています。東京近郊の美術館・博物館の魅力を伝える活動をしている「平日美術館」(@heijitsubijutsu)のアカウントが6月18日、X(旧Twitter)に「高橋由一の鮭の靴下。履くと鮭が太る … 」と写真付きで投稿しました 。

履く前と比べて見ると鮭の肉付きがよくなって別物に見えますね ! Xでは続々と反響が寄せられました 。 💬 「 やった食べられる部分増えた 🎵 」 💬 「 確実に鮭を太らせる自信があります ! 」 💬 「 やだ欲しい … 鮭 … 」 💬 「 最高ですねこれは 」

「サバやアジなどの別の魚になってしまった」と投稿者

「 平日美術館」を運営する「しえろ」さんによると、この靴下は2023年に東京国立近代美術館(東京都千代田区)で開かれた企画展「重要文化財の秘密」に行った際、ミュージアムグッズとして売られていたものだそうです。「購入した翌日履いた瞬間『あ、太くなった … … 』と思ってました。サバやアジなどの別の魚になってしまったなぁと感じてました」しえろさんは今回投稿した理由について、「鮭が太る」ことをすっかり忘れており「久々に履いて面白い靴下だと思った」と振り返っています 。

高橋由一の鮭の靴下。履くと鮭が太る…pic.twitter.com/iXg1q91JRX

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明治時代に描かれた高橋由一の洋画「鮭」が描かれた靴下。「履くと鮭が太る」様子を投稿した写真が話題になっています。

2023年の購入時の高橋由一「鮭」の靴下(しえろさん提供)

履くと鮭が太る。高橋由一の『鮭』が描かれた靴下(平日美術館のXより)

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鮎の食品サンプル / 株式会社いわさきの公式アカウントより

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抽象的なデザインで描かれた3体のキャラクターが並んでいます。

ミニチュアの玄関にマスキングテープが置かれている。