『 ディズニー・レジェンド・アワード』を受賞した歌手のマイリ―・サイラスが、子役時代を振り返りました 。
歌手で俳優のマイリー・サイラスが、『ディズニー・レジェンド・アワード』の歴代最年少受賞者として注目を集めています。
『 ディズニー・レジェンド・アワード』とは、ディズニーの歴史において不動の地位を築いた人物にのみ与えられる賞。授賞式は8月11日に開催予定です 。
映画『タイタニック』の映画監督ジェームズ・キャメロンや、映画『スターウォーズ』シリーズ俳優のハリソン・フォードなど、合計14名の受賞が決まっています 。
マイリーは、ディズニーチャンネル放送の『シークレット・アイドル・ハンナ・モンタナ』で、人気を集めました。
マイリ―は当時13歳。トップアイドルと学生の2つの側面を持つ主人公、マイリ―・スチュアート役に抜擢されました 。
同作のシーズン4が公開された2011年頃には、マイリー自身もトップアイドルとして、ティーンから絶大な人気を集めています 。
華々しいデビューを飾ったマイリーですが、ディズニー卒業後は「優等生なスター子役」というイメージの脱却に苦労したといいます 。
アメリカファッション誌W Magazineのインタビューに登場したマイリーは、ディズニー時代をこう振り返りました。
「 普通の人は、50〜60年のキャリアを歩みますよね。でも私は31歳で、すでに20年のキャリアを歩んでいます 」
「 この賞は、頑張った結果だと思います。人生の中で仕事をした期間の方が、していない期間よりも長いのですから 」
「 高校の行事にも参加しなかったし、ダンスパーティも行かなかった。(学生時代は)友達と過ごした時間があまりないんです 」
「 この賞は今ディズニーで活躍している人やディズニーに大きな功績を残した人を称えるものです 」
「 私は、子どもながらに一生懸命仕事をした。そのおかげでディズニーは成功しました。これは事実です 」
「 だから、もらって当然の賞だと思っています。ファンと一緒に、その時の頑張りを一緒に祝えるのが楽しみです 」
過去のインタビューでは、『シークレット・アイドル・ハナ・モンタナ』時代の過酷な“13時間勤務”についても言及しています。
「 12歳か13歳くらいの頃のスケジュールです。平日は朝の5時半からメイクと髪のスタイリング、7時15分にはニュースに出て、7時45分からは別の番組に出演していました 」
「 30分刻みで取材に出て、午後は写真撮影に行ったり、また取材を受けたり。最終的に仕事が終わるのは、13時間後の18時くらいでした 」
この記事は英語から翻訳・編集しました。編集:清水和華子