ニュージーランド沖でホホジロザメを誘き寄せるため、海洋学者たちが約760リットルの「人工血液」を海に放出した。米ケーブルテレビ「ディスカバリーチャンネル」が映像を公開している 。

ニュージーランド沖で、ホホジロザメを誘き寄せるため、海洋学者たちが200ガロン(約760リットル)の「人工血液」を海に放出した。

米ケーブルテレビ「ディスカバリーチャンネル」が、サメの特集「シャーク・ウィーク」放送にあわせて動画を公開した 。

クジラを模した小型の調査船から「3、2、1」の合図で大量の人工血液が噴出されると、「すごく異常な光景 ! 血まみれになってる」と研究者が感嘆の声をあげた 。

すぐに、オスのホホジロザメが姿を現した。推定約4メートルだ。続いて、より大型(約4.3メートル)のメスのホホジロザメがやってくる 。

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研究チームは、小型のオスの群れを率いる大型のメス —— クイーン・ボスと呼ばれる個体 —— を探していた。今回現れたメスは、クイーン・ボスに認定するには小さいという 。

次の瞬間、メスのホホジロザメが調査船の「尾びれ」に食らいついた。水飛沫をあげ、尾びれをあっという間に破壊する 。

迫力ある映像に、視聴者からは「うわ … … だから海には入らないようにしてる」などの意見が寄せられた 。

笑顔の男性が眼鏡と帽子をかぶっています。背景にはレンガの壁と窓が見えます。

Imagine stepping into a life - sized whale carcase steerer and steering it into deep H2O . You ’re looking - yes , looking - for a chemical group of hungry sharks to actuate a feeding hysteria . To pull them , you shoot out 100 of gallon of celluloid blood and…https://t.co/Maaj2r1R8F

学術誌『ネイチャー』に掲載された2021年の研究によると、サメとエイ31種の世界的な生息数が、過去50年で71パーセント減少したという。乱獲が主な原因だ 。

ホホジロザメ、ジンベイザメ、珍味として取引されるアオザメなど17種が、国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト(絶滅危惧種リスト)」に登録されている 。

店内の棚のミルク粉製品を指す腕の様子。棚にはSimilacやKabritaの製品が並ぶ。上部には映像記録の時間が表示されている(2024-06-15)。

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