JR東海・西日本は東海道・山陽新幹線の検測走行を行う車両「ドクターイエロー」の引退を発表しました 。
JR東海・西日本は東海道・山陽新幹線の検測走行(※)を行う車両「ドクターイエロー」の引退を6月13日に発表しました 。
※実際の営業路線を走行しながら、電気設備や軌道設備などの状態をチェックすること 。
【 ニュースリリース】ドクターイエロー(T4編成)の引退についてhttps://t.co / rXLqm0zsJh
ドクターイエローは現在2編成存在しますが、JR東海が所有する「T4」は2025年1月に、JR西日本が所有する「T5」は2027年以降を目安に引退すると発表されました 。
また、先に引退する「T4」を所有するJR東海は、「これまで支えていただいた皆様への感謝の気持ちを込めて、皆様にお楽しみいただけるイベントの開催や企画商品の販売などを多数用意する」として、撮影会や体験乗車イベント、グッズ販売を予定しているとのことです 。
会えたらラッキーな「幸運を呼ぶ車両」の引退にSNSは
公式の運行予定表などが存在せず、約10日に1本のペースでしか走らない黄色い車両は、「会えたらラッキーなことが起こる」幸運を呼ぶ車両として愛されてきました 。
そんな車両の引退にSNSでは 、
💬 「 ドクターイエローそのものが消滅するのは残念 」
💬 「 今迄お疲れ様でした。快適に作業する為とはいえ寂しくなります 」
💬 「 まだ出会えていないのに … 寂しすぎる 」
と、車両の引退を惜しむ声が多く寄せられ 、
💬 「 一度新大阪にて超至近距離で見れたのはラッキーだった ! 」
💬 「 去年の夏に見ることが出来たのは奇跡だった 」
💬 「 金沢行きのサンダーバードに乗りながら阪急とドクターイエローが並んだ時は、年甲斐もなく大興奮してしまったなw 」
など、ドクターイエローと遭遇した際の思い出について語る人も多く投稿を寄せていました 。
なお、現在ドクターイエローで行っている検査は、2027年からN700Sに導入される「営業車検測機能」により代替される予定とのことです 。