絵本作家でイラストレーターのこたさんが、お母さんの手料理をSNSに投稿 。 サカバンバスピスにアノマロカリス … … 古生代の生き物を完全再現した手料理、基になったのは絵本のイラストでした 。

古生代の生き物が料理として飛び出した ! 絵本のイラストを完全再現したメニューが話題です 。

絵本作家でイラストレーターのこたさん(@kota_draw)が6月5日、お母さん手作りの料理の写真をX(旧Twitter)で投稿。約3.2万件の「いいね」が集まりました 。

皿に盛り付けられたキャラクターの形をしたカレーライス。

「博物館のレストランとかで出して」クオリティの高さが話題に

これは自分のイラストを元に母が作ってくれた古生代料理です 🦕 ✨ アノマロカレー、直角貝さんウインナーオムサカバンバスピス 😋 https://t.co / N3ajee9w2ppic.twitter.com / Gmrg5LwB4A

古生代料理のきっかけは絵本デビュー

再現度が高すぎる古生代料理の経緯を探るべく、BuzzFeed編集部は投稿者のこたさんに話を聞きました 。

こたさんは、絵本作家でイラストレーター。海の生き物や空想の街をメインに、様々なイラストを描いています。著書に『たべもののまちABCity』(小学館集英社プロダクション)『ユメノシティ』(フレーベル館)などがあります 。

実は今回の古生代料理、こたさんの絵本作家としてのデビュー作『わくわく科学ずかん 古生代水族館』(大泉書店)に登場するレストラン「ウミユリ亭」のメニューを再現したものなんです 。

皿の上に、タコの足が具材に使われた2本の料理と、1対の装飾用の骨の形をした食べ物が置かれています。

「 ウミユリ亭」のメニュー表のイラストを添付した投稿を引用する形で、今回の写真は投稿されました 。

もしも古生代料理レストランがあったら 😋 pic.twitter.com / Lb7fRpBIg6

ーー古生代料理の写真を見て、こたさんはどのように思いましたか ?

皿にはオムライスが盛られ、ケチャップソースがかけられています。添え物としてブロッコリー、ミニトマト、フライドポテト、マッシュルーム、グリーンピースが配置されています。

「 とにかくイラストに忠実に再現すること(盛り付け、色合い、お皿など)をこだわって作ってくれたので嬉しかったです 」

ーーレストラン『ウミユリ亭』のメニューはとってもユニークですが、どのように思い付かれたのでしょうか ?

「 元々こういう架空のアレコレを考えるのが好きなので、見た目のかわいさや彩り、語呂の良さなどを考えながら作りました 」

イラスト画像。レストランのメニュー。カツカレー、ナポリタン、ハンバーグステーキ、寿司セット、生麵パスタ、デザートなどが描かれている。

「 あんまりリアルすぎないように、キャッチーで再現しやすいことも考慮しました 」

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わくわく科学ずかん 古生代水族館の本の表紙が描かれています。表紙には子供たちと古代の海洋生物が描かれています。

アオサギに囲まれたトビ / ちびこさんのXより

SHARPのロゴと「11th Anniversary」の看板が映っている展示ブース。背景には葉のデザインが見える。

日本の青森県の地図のイラスト。

子猫時代のめろちゃん

スパゲッティの上に大きなベーコンのブロックが乗っている料理の画像。