海外のX(旧Twitter)ユーザーを中心に、素敵な文章やイラスト、創作物などを見たら「Yeah!」という画像を送り、自分がいいねしたことを表明するという流行が広まっています 。
海外のX(旧Twitter)ユーザーを中心に、素敵な文章やイラスト、創作物を見たら「Yeah!」という画像を送り、自分がいいねしたことを表明する活動が流行し、ミーム化しています 。
Yeah ! 🤍 💛 pic.twitter.com / BVrXcC9X87
この動きの背景には、イーロン・マスク氏が率いるXが6月12日から全ユーザーの「いいね」を非公開にしたことがありました 。
この変更により、自分の投稿についた“いいね”は通知される一方、会話中の相手についた“いいね”や、他人のいいね欄などは見られなくなり、ユーザーからは「不便になった」という声が噴出していました 。
それを受け海外では、「イーロン・マスク氏が“いいね”を見られなくするなら、見えるところで“いいね”しよう」という動きがミーム化 。
任天堂のゲーム機・WiiUに存在したSNS「Miiverse」のYeah ! ボタン(日本ではそうだね ! ボタン。Xのいいねに相当)の画像をコメントや引用で送るミームが広まっています 。
日本のクリエイターのコメント欄にも「Yeah!」並ぶ
海外で流行中のこちらのミームですが、日本人クリエイターが投稿したイラストにも、海外ファンからの「Yeah!」コメントが送られてくることが増えているようです。送られたユーザーは 、
💬 「 この“Yeah!”ってやつたくさん(送って)もらうんだけど流行ってるの ? 」
💬 「 これ、なんだろうと思ったらイーロンに(いいね)消されたからか 」
💬 「 フォロワーさんにこの作品素晴らしいよとリツイートより伝えれるのはいいな 」
など、突然謎の画像が送られてくることに困惑しながらも、優しいミームだということを知り賛同を得ながら広まっている様子でした 。
公式アカウントなども反応。徐々に「Yeah!」の種類も増える
また、この動きを知ったクリエイターが「自分のキャラクターでYeah ! を描いてみました。自由に使ってください」とミームを応援する活動も広まっています 。
日本でも絶大な人気を誇るバトルロワイヤルゲーム『APEX LEGENDS』公式アカウント(@PlayApex)は、作中に登場する隠しキャラクター「ネッシー」のYeah!をユーザーに提供 。
Liking posts is out ; using Nessie to Yeah ! posts is in 😌 pic.twitter.com/quu6NL7QO0
インドネシアのイラストレーター発祥の人気ブランド『Milk & Mocha』の公式アカウント(@milkmochabear)は、人気キャラクターの「Yeah!」を提供 。
Yeah ! 🤎🩵 💚 pic.twitter.com / MampKA8tdL
ネットフリックスオリジナルアニメ『ARCANE』(対戦ゲーム『League of Legends』のアニメ化作品)のキャラクターを使ったYeah ! をネットフリックス・ブラジル公式アカウント(@NetflixBrasil)が投稿するなど、その活動は徐々にオフィシャルを巻き込んでいるようです 。
ARCANE + YEAH.pic.twitter.com/lsjKLU5f1 g
いずれにせよ、これらの活動は「Xが使いづらくなっている」というユーザーの反応が招いたもの。イーロン・マスク氏が対応してくれない問題やサービスの改悪をユーザー側でどうにかしようという運動は、今後も広まっていくのかもしれません 。