TVアニメ『パーマン』で主人公の声を手掛けた三輪勝恵さんが80歳で死去。『ワンパンマン』の村田雄介さんが描いた追悼イラストにファンの注目が集まっています 。
藤子・F・不二雄さん原作のアニメ『パーマン』で主人公の声を演じた声優の三輪勝恵さんが6月19日、急性肺塞栓により80歳で死去したことが分かりました。所属事務所の青二プロダクションが7月2日に発表しました 。
2度にわたってTVアニメ化された『パーマン』
『 パーマン』はこれまでに2度、TVアニメ化されており、1960年代はモノクロ版、1980年代はカラー版でした。平凡な少年が宇宙人からもらったマスク、マント、バッジを着けると怪力や空を飛ぶ能力がついて正義のヒーローになるという設定。多くの子ども達が熱狂しました。三輪さんは双方で主人公のミツオ(パーマン1号)を演じていました。TVアニメ版の『あさりちゃん』の同名主人公の声でも知られています 。
村田雄介さんによる追悼イラストに反響。「この作画でrebootして欲しい」
三輪さんの訃報を受けて、人気漫画『ワンパンマン』の作画を手がける村田雄介さんは7月2日、X(旧Twitter)に1枚のイラストを投稿しました。そこには空に向かってジャンプしているように見えるパーマン1号の姿がありました。天国に向かった三輪さんへの手向けでしょうか。「初めて触れたスーパーヒーローの物語だったと思う。合掌」と村田さんは追悼メッセージを添えていました 。
初めて触れたスーパーヒーローの物語だったと思う。合掌。pic.twitter.com/wgWSDcSZu2
この投稿は投稿から数時間で4万件以上の「いいね」を集めるなど大きな反響がありました。ファンから続々とメッセージが寄せられ、このタッチでの『パーマン』の再アニメ化を期待する声も出ていました。 💬 「こんなカッコいいパーマン見たことない」 💬 「この作画、かつハードボイルドな展開でrebootして欲しい」 💬 「心の底からかっこいい絵だと思い、痺れました 」